美肌作りに挑戦!手作り石鹸
完成した手作り石鹸↑~カタチがあまりにブサイクなので、少しはキレイに見えるように撮影してみました・・・、 でも、やっぱり不格好、石鹸には見えないし美肌とは縁遠い・・・・?
手作り石鹸で美肌作りに挑戦!
前回作った美肌水を使って2週間。
何のトラブルもなく、それどころか肌の状態もすごく良いので、これは「優れもの」と実感!
今度は、美肌石鹸を作ろうと思い立っちゃいました。材料と製作工程は次のとおりです。
材料
・苛性ソーダ 14g・食用廃油 100g
・尿素 5g
・水 50ml
◎製作工程
① 空のペットボトルに苛性ソーダと尿素を入れる。② 透明になるまで、振り混ぜる。
③ ②に食用廃油を加える。
④ ドロッとするまで混ぜ合わせる。
⑤ そのまま放置すること1日。
⑥ ペットボトルから取り出し、さらに1日乾燥させる。
ところで、苛性ソーダって?
苛性ソーダは劇薬扱い。そういえば、薬局で購入の際にハンコが必要でした。
何が、危険なの?どうしたら危険なの?本当に使って大丈夫?という疑問が湧いてくる。そこで、調べてみました。
使用上の注意として、
1.目や皮膚を腐食するので保護眼鏡、ゴム手袋、ゴム長靴の保護具を必ず着用してください。
2.希釈する場合や酸を中和する場合は、発熱を伴うので、攪拌しながら水酸化ナトリウム液を徐々に加えてください。
逆に、水酸化ナトリウムの濃厚溶液に水や酸を加えると、突沸をおこす恐れがあるので極めて危険です。
とある。これはやはり慎重に扱わなければならないと肝に銘じ、慎重に作業を始める前の装備にとりかかることに・・・。
まずは、ゴム手袋。
これは年末に大掃除用に買ってあった台所用ゴム手袋があったので、これでよし。
次に保護メガネ。娘がプールで使っていたお古の水中メガネをと考えていたのですが、
着けてみると私には小さくて、とても作業など出来そうもないくらい窮屈。
しかたなく、あきらめて自分の老眼鏡?を使おうかと、仕事部屋へメガネを取りに行くことに。
仕事部屋にはとうさんがいたのですが、両手にゴム手袋で老眼鏡を掛けようとしているかあさんを見たとうさん。
・・・・・、とても不思議そうな顔をしながら、「そんな格好で何してんの?」
仕方ないので訳を話すと、書棚の一番上に置いてあったバイク用のヘルメットについているゴーグルを指さしたとうさん =☆
着けてみるとサイズもぴったり、視界も良好!!
というわけで、保護メガネはこれに決定。
あとは・・・ゴム長靴?
これは、家の中での作業だし、流しのシンクの中で作業をするということで「まっ、いいか」ということで、
一応これで装備はすべて完了。
ゴーグルにゴム手袋のかあさんを見たとうさん。
大笑いしながら、「チキチキマシン猛レースにそんなキャラがおったな」なんていいながら一人で大ウケしてた!
確かに自分でも「他人には決して見せられないな」と思いつつ、いざチャレンジ。
まず、食用廃油を秤で量る。
廃油だから「天かす」が残っていたらやだなと思い、もう一度コシキで濾す。
次に、問題の苛性ソーダを緊張しつつ慎重に量る。
空ペットボトルに50mlの水を入れ、ろうとをセットして苛性ソーダを入れる。
「あれ?ペットボトルの中に落ちていかない??」
よく見ると、・・・ろうとの穴に詰まって落ちてこない!苛性ソーダって、顆粒というよりも、
大小いびつな大きさのカタマリなんですネ!割り箸で突っついてみる・・・、でも詰まったまま・・・。
結局、仕方がないのでゴム手袋をはめた手で、カタマリを少しづつペットボトルの中に入れていくことに。
「ハァー?、ろうとなんか役に立たんやん!?」イラッとしながらも、ようやく苛性ソーダを全部入れ終えた。
少し気を良くして、蓋をしっかり閉めて「シェイク!」
♪シャカ、♪シャカ、♪シャカ、♪シャカ
しばらくシャカシャカしていると、なんだかペットボトルが熱くなってきた。
「でも大丈夫、これぐらいなら手で持っていられるし、♪♪」
♪シャカ、♪シャカ、♪シャカ
アレッ、なんだか急にペットボトルが膨らんできた・・・。
「これって危険!?、・・・はっ、破裂するかも!?」
あわててたけど、とっさの機転がきくかあさん!換気扇スイッチON!
その換気扇の下で蓋をゆるめて、中の空気を抜くことに・・・、 「プシュッ」・・・思わず、ホントに真剣にホッとした。
少しホッとして気を取り直し、再度♪シャカ、♪シャカ、♪シャカ
「おおっ、透明になった。」
ということは、ここで廃油を入れて・・・。
またしても、♪シャカ、♪シャカ、♪シャカ
それから5分間くらいたったところで、ようやくドロッとしてきた。
その、ドロッとしてきたのを見ながら・・・・・ふと、「あれぇ・・・?、何かが足りないような気が?」
ここで初めて気が付いた、肝心の「尿素」を入れ忘れたことに・・・・。
そうなんです、尿素を入れなきゃ美肌石鹸ではなく、単なる石鹸なのです。
しばらく、思案。ここで尿素を加えてもいいものか?
でも、レシピには苛性ソーダの次に加える、とある・・・・???
後の祭りとはこのこと?
しょうがない!また最初から始めよう!!
シャカシャカが終わった後、ドロッとした状態の「美肌石鹸」です!
子育ては親育て!キッズハートコミュニケーション
よろしければ、どうぞゆっくりご覧ください。