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昭和を走り抜けたオフロードバイク

 

昭和を走り抜けた私のオフロードバイク

オフロードバイク

昭和を走った私とオフロードバイク

私は三人の娘を持つおやじです。
そんなおやじの私が青春時代を過ごしたのが「昭和」という時代・・・。
ずいぶんと昔のことのように思えるのだから、それだけ長く生きてきたということか。 今にして思えば、あっという間に走り抜けてしまったように思います。 もちろん、私と一緒に走り抜けたくれたのは私が乗り継いだ、どれもこれも大好きなたくさんのバイクたちです。
ここからは、そんなバイクと私の回顧録になります。
きっとつまらないと思いますので、お付き合いいただける方だけ読み進んでください。

昭和を走り抜けたオフロードバイクと私

高校生最後の夏の北海道ツーリング!
高校生活最後の3年生の夏休みに、私と同級生2人と共に大阪から北海道へのツーリングを計画。 16日間に及ぶロングツーリングでした。 当時、「ゆっくり走ろう北海道」の緑色のステッカーがなぜか、やたら流行っていたような記憶があります。
現在はわかりませんが、当時の北海道はというと町の手前付近では必ずネズミ捕り(スピード検問)でした。 ある検問所で、別に違反をした訳ではありませんが止められて検問に遭い、 おまわりさんから「ゆっくり走ろう・・・」ステッカーをもらったことを覚えています。

125TRボブキャットからRT-1まで!
その北海道ツーリングの、およそ3,000kmを共に走りきってくれたのが、ライムグリーンのカワサキ125TRです! 全部野宿でしたが、旅先でのたくさんの人との出会いがありました。 このバイクと共に、生涯忘れない本当に最高の思い出です。

ボブキャット

そして、現在もできるものならば手に入れたいと思っている、私のオフロードバイクの原点! 真っ赤なタンクに白い”YAMAHA”の文字が大好きだったヤマハトレールDT250。 友人がオレンジタンクに乗ってたけど、絶対赤がイイ!と思ってた!ていうか、今でも思ってます。

バイアルス→TY→RS220・・・。
トライアルの楽しさと奥深さを教えてくれたのは、ホンダバイアルスTL125
そして、トライアルの基本テクニックのすべてを身につけさせてくれた
ヤマハTY125
豪快なパワーで、基本テクニックの応用力をしっかり養ってくれた
ヤマハTY250

そして、生駒テックでお世話になった「トライアル界の御大」から特別に譲っていただいた 当時のRSC(現HRCの前身)仕様のRS220改(240改?…大幅に改?) ぱっと見、ノーマルとの違いに気が付かないくらい、きれいにまとまった外観に対して、 ノーマルとはまるで別物だったパワーというか、トルクに感激。 なのに、そのパワーに反して、なんともしなやかなライディングフィール! 4スト本格派トライアルマシン初体験でありながら、最初からさほど違和感も無く、 なんだか急激に自分のテクニックが上達した(ように思えた)そんなマシンでした。 今でも、本当にいいマシンだったと、印象深く記憶に残っています。

他にもまだまだ、本当にたくさんのバイクたちが・・・。ただ、あの頃のバイクたちはみんなそれぞれ、 良くも悪くも、なんともいえない強い個性があったように感じます。 今にしてみれば、そんなところがあって、だから大好きなのかもしれません!

アメリカ西海岸を走りたい!
でも、なぜオフロードバイクが好き?
とうさん、そもそものオフロードバイクとの出合いは、・・・それは17歳にまでさかのぼる事に。
17歳といえば、今からざっと30年以上も前のお話し。そうなんですねぇ、高校生ですよ・・・・。 今にして思うと、なんだか毎日がすごく輝いていた。若かったんでしょうね・・・(ふか~い溜息)

オフロードバイクと出合ったこの年、今でも忘れない、私にとって鮮烈な印象を与えてくれたテレビCMがありました。
数少ないバイクのCMだったのですが、そのCM映像の舞台になっているのはアメリカの西海岸、 インディアンデューンズという広大な大地。 日本ではまずお目にかかれないような、ひたすらまっすぐ続く、小高い丘が連続しているアップダウン! アップダウンを豪快に疾走する一台のオフロードバイクが映し出されます! そのシーン、カメラはなんと上空から追いかけて捉えるという豪快な映像でした。
実はこのCM、ホンダが初めて2ストロークエンジンを積んだオフロードバイクとして世に送り出したホンダエルシノアのCMです。
そしてこのCMのライダーはなんと”スティーブ・マックィーン”!!
乗っていたマシンはCR250Mという、これまたホンダ初の2ストロークエンジンを積んだモトクロスマシン! それはさておき、このCM!とにかくメチャクチャカッコ良かったと記憶しています!! 当時、アメリカ西海岸を思いっきりバイクで走りたい!などと本気で考えたものです。

CR250M

エルシノアのCMに出演していたマックィーン。

今から考えれば、当時は高度経済成長真っ只中!
日本の最高の時代!
今とはなにもかもが違ったといってもいい時代だったのでしょう。


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よろしければ、どうぞゆっくりご覧ください。

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